平成13年度:大江町立本郷西小学校
第3,4学年・学級通信 は く し ゅ
bP08 2001.11.14
道徳:ちょボラ
◇次の問いからスタートです.
10月27日は「○○○○の日」。
さて、何の日でしょう。
正解は、「ちょボラの日」です。
「ちょっとだけボランティア」の日なのだそうです。AC(公共広告機構)の広告を配布しました。
◇この後、町中の風景のイラスト入りの「ボランティアって?」というタイトルのプリントを配布しました。(『おもしろ学習スキル』正進社 より)
イラストを見ると、様々な「困っている人」「よくないこと」に気づいていきます。
そして、「自分だったら何ができるか」ということも考えていけます。
とってもやさいしい子供たちです。
「おばあさんに声をかけて、助けてあげる。」
「自転車を片づける。」
「外国の人に道を教えてあげる。」
「車いすの人を助けてあげる。」
こんな考えも出されました。
◇次の□の中に言葉を入れてもらいました。
□□□□□□一本 で できるボランティア
こちらは、「ちょボラの日」よりも反応がありました。
正解は、「ひとさし指一本でできるボランティア」です。
「あ〜、知ってる。テレビで見た!」
というので、何人かの子に説明してもらいました。
◇この言葉についての考えを簡単に書かせ、発表させました。
・僕にもできるかもしれない。
・よく考えた言葉だなあ。
・ひとさし指一本でもボランティアできるんだ。
・誰にでもできるから、いい。
全員が、「いいことだ!」という反応でした。
「このCMを、「問題あり!」と言ってる人がいます。どんな人でしょうか?」
普通に考えれば「いいことだ!」「自分でもできる!」となるのですが、「問題あり!」というのです。
◇「なるほど、なるほど」と思いませんか?
「健常者→障害者」ばかりがボランティアとして取り上げられている。
「障害者→健常者」だってあるし、ボランティアについて、障害者と健常者を分けて考える必要はない。」
こう言っているのです。納得ですよね。
《Sさん》
私は、ひとさし指でできるボランティアは、いいと思ったけど、車いすの人がそうやっても、ボランティアだと思いました。
私は、だれにだってボランティアはできるんだなあと思いました。
《SSさん》
ひとさし指一本でできるボランティアに「問題あり」だと言っているしょうがい者がいると知って、おどろきました。
私は、「いい!」と思います。
でもやっぱり、おたがいさまの方がいいかな?